2008年11月20日木曜日

市会議員の海外視察



山名、上条、坂本、東野各市議が西欧。中国を廻ってきた。この主催は全国市議会議長会、本当はこの会の金の集め方に問題がある。全国806の市から百万円集めても8億円、ここの職員の給料が平均860万と八戸市役所も真っ青、八戸市役所職員は平均720万、水道企業団は更に高いが上には上があるもんだ。
 この会が主催で全国の市から議員に呼びかける。九年に一度行ける順番になるのだが、これを多いと見るか少ないと見るかは判断ひとつ。
 この会が視察先で集合写真を撮り、冊子を製作、これが参加者の議会に配布され、行った証拠となり、さらに選抜された市議数名が感想文を其の冊子に掲載。これに噛み付いて、八戸市議は報告書を独自に出したのかと迫った。他県で飛行機に乗らなかった事件があり紛糾。
 そして今年から報告書が出た。議員一人ひとりの人格が異なるから観点も違う。だからこそ視察の意味と意義がある。かけた経費の高よりも大事なのは、そうした国があり国民がどのように動いているか、交通手段は? 下水道、ゴミ処理、食生活は? 物価は? これらは実際に行かないと見えない。それを支弁するのは八戸市としては当然だ。観光旅行としてみれば9年に一度の卒業旅行、ご苦労さん賃と思えば高いか安いか。
 それを市政に反映させるかさせぬかは個々人の問題、見識ある報告書が提出されている以上、つべこべ言うのも屁理屈。