2008年11月26日水曜日

毎年1100万円ドブに棄てる教育委員会


学校教育法に薬剤師を置けとあるので、何もしないで銭を支払う訳にもいかず、教室内の衛生状態を一年に一回、各小中学校を巡回して検査。
 それは結果報告として教育委員会に提出される。この委員会制度が物を見にくくしている。簡単に言えば不透明。さらに、教育センターなるものもある。どのように連動しているのかが不明。働いている職員もどうなっているのかを明確に答えられないブザマ。
 さて、学校には保健婦がいる。今は名称が異なるが、これが学校保健衛生を管理するが、法があるから薬剤師にも金を分けなければならない。学校医は検診をするから分かりやすい。つまり仕事が見える。これには金を支払うのは当然。ところが薬剤師に何で報酬が支払われているのかと調べた。
 それが学校を巡回して全室を調査したのではなく、適当な教室を調べる。そして改善するべく報告書を提出。ところが、これが生かされない。改善報告は校長、教育委員会に出されるのだが、これを改善するべく努力をしていない。報告書はそのまま書庫に収められて、毎年1100万円が無駄に消費される。
 これはマズイ。児童生徒の健康管理をするなら、黒板への照度不足は改善しろ。目玉の細胞は死滅すると復元しない。近視は更に深刻となる。もっとも家庭環境が更に大事な要素だが。
 ところが教室の照度不足に校長は改善しようと動かない。教育委員会も金がないという。役人は絶えずこれをいうが、自分たちの給与を一割減額しろ、年間18億円が浮く。これをしなければならない日が必ず来る。
 そのため学校環境は改善されない。ならば、薬剤師の報告は無用。1100万円を支出せず、蛍光灯を買って設置しろ。薬剤師にどうしても支出するなら半額に値切れ、結果を生かす気がないのだから。彼等も去年と同じことを書くだろう。生きない報告書を誰が書く。生かされると思うから報告書を書くのだ。
 法には薬剤師に幾ら払えとは記していない。置けと書いていて、薬剤素も必要なときにしか行かない。本来、薬剤師が小中学校に行く必要があるのだろうか。それでも銭を支払う根拠が欲しく仕事を出す。
つまり、学校教育法に問題があり、時代に合っていない。法を変えるか、運用で改善するのか、この連鎖をどこで断てる。改善、改革は市役所職員、諸君等一人ひとりの自覚にあるぞ。