2008年11月21日金曜日

農業委員会の部会出席率

市役所職員は給与。報酬は臨時職員、委員、この額が馬鹿にならぬ3億8千万、これが無駄ではないかと調べると、こりゃなかなか難問。解けない宿題のようなもの。その最大が公民館費、9千9百万、旧市内22公民館に南郷を加算、館長の報酬は月10万程度、圧縮不可能な数字にも見える。これは難問なので先送り、農業委員会が年間二千万円で報酬ベスト3、これを調べた。
 選挙で選ばれたのが30名、それに市議や組合から7人がぶらさがり報酬を得ている。農業委員会の選挙にも選挙違反があり逮捕者が出たなど、他地区の話を聞くが選挙にからむ話は面白いものがたくさんある。
 福地村の爺さんの孫が自転車を買ってくれろと泣いた。爺さんが選挙が終わったら買ってやると約束、孫が作文に書いた。この前の選挙でお兄さんが自転車を買ってもらいました。ボクも欲しいと泣いたら、爺さんが次の選挙まで待てといいました。早く選挙が来るといいなと思いました。
 ウーン味わいがある。八戸の農業委員会には二つの部会、それに全委員が参加、すると報酬は平委員から一段階上がる。つまり平委員は一人もいないが、平委員の報酬額はある。これも妙。
農地、農政に振り向けられた委員の部会会議の出席を調査、部会に出ようが出まいが関係なく報酬は支払われる。農政は11回部会を開催、それに6回欠席した委員あり。45%しか出席しない。それでも真面目に出た委員と同じ報酬は何事だ! 
 その者は八戸市尻内の加藤委員、選挙で選出された男、もうすこしまともに働く人物を選ぶべきじゃなかろうか。農地部会は12回開かれ、4回欠席が河原木の大沢委員、これは3割3分の欠席。市議4名が選任され年額54万を貰う。水道企業団の議員報酬より高額。これも議員へのオマケのようなもの。市議もいろいろと首を突っ込まなければならない仕組みになっている。
 農業は国の基幹、休耕田、農地転用など国の政策に大きく振り回される。しかし、農業は守り育てなければならない。外国の農産品だけに依存はできない。自給率向上も叫ばれる。