精勤しようが怠惰に流れようが各課長はそれを指摘せず、平等に勤勉手当が支給される。その額七億五千万円。
これで臨時職員を雇え。一人月額二十万で年間三百十二人を雇用できる。金額は低いが八戸市内には仕事がある。それは林業。秋田県が杉の間伐材をバイオエタノールにする技術を確立した。原油を外国に頼る必要がなくなる。緑が石油に変わるのだ。予想もしないアメリカ発の大震動。経済は低迷の限りだが、これを克服し日本に元気を取り戻すには「一口残(いちこうざん)」の教えに従うことだ。ひとくちの飯を残し他に与えよ。つまり、八戸市役所職員も平等思想で勤勉手当を貰わず、これを返納し「一口残」とし臨時職員を雇い、共に苦労を渡ろうの精神こそ必要。今風に言えばワーキングシェア。
この精神が日本全体に伝われば不況を好況に変えることができる。世の中は心持だ。ダメだと思うからダメになる。まだやり残したことがあるとの発想が世の中を変える。この発想が全国に伝われば地方行政から約四千億円の金が拠出される。国民と痛みを共に分かち合う時代が来たのだ。役人天国、賞与に手当て満額支給、官吏優遇民間冷遇、だから給与を引下げろと、減額を叫ばれる前に、出来るところから努力し雇用創出を捻りだすことに加担せよ。市議会議員も政務調査費を返納、議長も公用車を廃止しタクシー利用で民間に金を撒け。さらに小林市長も公用車廃止だ。自宅に帰るために運転手を一時間待機で運転は三分じゃムダのカタマリ。市長は歩いて帰宅せよ。時代が変わったのだ。率先して範を垂れろ。