2008年12月21日日曜日

昭和49年の八戸三日町3





富士電気 現代の生活は、三栄会が発足した頃とは比較にならないくらいの便利さです。こんな生活の進歩は、とりもなおさず、電気の力であり、電気を利用した器具のおかげといえるでしょう。この水準の高い便利さを奉仕の心で届けるのが、富士電気のモットー。四十五年、中央ビル竣工と同時に入店して以来、この精神はかわりがありません。レコード部の充実も注目に価します。

武田スポーツ 現代人は運動不足だとはよく言われること。それでいながらレジャーということばはよく使われます。スポーツとレジャーをうまく結びつけて、心身の健康を得たいものです。ここ武田スポーツは、スポーツウェアの数量がバツグンに多いのが特徴です。この店が中学、高校生の間で人気が高いのは、その価格の安さにほかなりません。

つきう洋品店 昭和初期の銀行パニックの後、この場所に店を構え、それからは常に三栄会のリーダーとして活躍してきた店なのです。たとえば、八戸で最初のネオン、いち早くマネキンをいれた、ウインドウの効果を十分に生かしたこと…ETC。現在、洋品店は規模を縮小したものの、三十八年に味の名店街を作り上げ、三日町に多くの人を呼び込むために大きな役割を果たしているのです。

ツキウ時計店 近頃の時計屋さんは、昔と違って柱時計をあまり置いていないので、とても静かです。おなじみの月の中でモチつきをしているウサギのマークのこの店は、湊町に本店があるのですが、味の名店街ができる前から、つきう洋品店の中で営業をしていました。こじんまりした店内には、時計はもちろん、それぞれ魅力的な輝きの宝石が飾られています。