2008年12月8日月曜日

八戸市役所、遵法精神欠如1


八戸市は不要な飛行機を飛ばし、空中から写真を撮り固定資産税を集める。ところが、これが何の役にも立たない。
 知人が家を取り壊した。取り壊してもまだ税金がきた。それを気付かず二年払い続けた。その家の航空写真は撮られていた。当然家が壊され更地の写真も同様に撮影された。ところが課税された。
 この航空写真をもって地方税法408条の一年に一度家を調べろを代行すると断じたのが中村市長。そして落選。小林市長に替わったが、この市長を担ぐ職員の頭が変わらないから同様な間違いを犯した。
 つまり市役所を動かしているのは職員で市長は飾りでしかない。職員がでかした失敗を隠そうとするのが幹部職員。これらがなんとか逃げようと必死に画策。
 横っ腹に穴があいた状態なのを絆創膏で止める。それでも漏れると更に大きな絆創膏を貼る。この段階で文句、不平不満を叫ぶ人間を黙らせにかかる。いわく元上司や仕事関係、先輩後輩、幇間(たいこ・幇は助けると間でしらけた座をとりつくろうで殊更大きな声で励ますことからタイコ)、末社(まっしゃ・大神(大尽)をとりまく意) 遊里で客のとりもちをする人)でああだのこうだのと機先を制する策動。ところが「はちのへ今昔」はそれがいない。だから気に入らないことは書かれる。
 そして中村市長は滑り落ちた。
 小林市長になっても同じだ。市長は替わっても資産税課の職員が替わった訳ではない。一年に一度、家屋調査を職員、或いは臨時職員つまりアルバイトを使役して、実地調査をすればいい。三年に一度不必要な一億三千万円をムダに使うことをやめろ。
 この金をアルバイトに支払い、市民に還元するべき。ほぼ毎年選挙があり、ここでもアルバイトを雇用、これに市役所職員を使役し、源泉徴収をしなかったことを「はちのへ今昔」の指摘され、追徴金まで支払うハメに落ち込んだのをモウ忘れている。「はちのへ今昔」の指摘は鋭く、誰も真似ができない。この選挙のアルバイトも全てを市民にさせるべき。ここまで景気が後退したなか、細かい銭でも市民に返す努力が必要。平成十九年度は総額で一億三千六百万円に上った。
 これを市民に還元すれば最低でもそれだけの経済効果はある。それが呑んだり食ったりとなれば、飲食街はその分の売り上げがある。人件費として出る、仕入れ材料として金が廻るのだ。
 それをケチ(吝嗇・りんしょく・もの惜しみする)の塊の市役所職員に支払うから貯蓄に廻る。江戸っ子は宵越しの銭は持たないで、その日のうちに皆使う。貧乏人は貧乏になるように出来ている。が、貧乏人は金を廻すことを知っている。ケチの塊の市役所職員は人のいない廊下で労働金庫の通帳をソット開いてニヤニヤソワソワ。これが八戸のケチな職員。
 市役所職員は定年になっても一人三十万円の年金を受け取る、教員も同様、大体教員は職場結婚が多いから二人で毎月六十万も手にする。定年後、町をにこやかに歩くのが元官吏(俗にモトカン)、険悪な顔つきで歩くのが農民と元商工業者の自営者。
 息するのがやっと、水も呑めない状態だ。こんなことになったのも、彼等の生き残る状態を見過ごしたことによるが、これは忘れなければ別の項目で開示してみる。
 さて、830億円が毎年減ることなく入り、それを使わなければ来年は来なくなると、ケチの塊が張り切るのが税金だ。八戸の税収は830億円ある。これは一般会計だけ。そのほかにも特別会計ってのがあり、さらに22の別ポケットがある。ここに金を隠している。それが基金。
 これらを自由に駆使できる能力のある八戸市役所職員ならいいが、もともとケチ吝嗇の塊、金の使い方を知らない。金に管理されているようなもの。こんな人間に830億円預けてもロクな使い方を知らない。だから自分たちの手当てを適当な名をつけて消費。それが特殊手当てだ。
 他の課に比べて困難な仕事をしているからと、収納課は毎月不愉快手当てだ。これが奏功しているかと言えば、慣例化しているだけで意味が無い。やってもやらなくても同じ手当てならしないで貰う方がいい。大体において役人はこんなもんだ。彼等を手足の如く使う市長はそれなりの根性が必要。だが、この小林市長も本気か疑問。これについては彼の使用する公用車の項目で述べる。
 はてさて、こんな中で資産税に課税されるわけだ。この資産税は市税の七割を占める大事なもの。それがかくもいい加減な状態。
 自身で働くを放棄し飛行機で事足りるとする姿勢、これを新任の市長は何が何だか分からずに職員の言うままに認証。すると小林市長も中村氏と同様、地方税法を無視するのか。
 当時。「はちのへ今昔」は具体例を持たなかった。ところが今回は違う。明確に八戸市は建ってもいない家に二年間税金を支払わせた。そして、それを「はちのへ今昔」に指摘されるまで知らなかった。これは市役所は当事者としての能力の欠如でしかない。
 自身が地方税法を正しく執行せず、飛行機での空中撮影で事たりると断言した以上、こうした不祥事が起きるはずがない。ところが、現実にこうしたことはあった。それは「はちのへ今昔」が指摘した事柄だけではない。同様な不明朗な処理を隠していたに間違いは無い。
 と、言うのも八戸市幹部職員は事を明らかにしないように動くからだ。明確な問いに対してははぐらかすのが西副市長、聞いたことを聞かなかったことにする奈良岡副市長、詰められると前向きに対処すると言って後ろ向きになる部長。こんな者の集団が八戸市役所なのだ。
 所詮、今が乗り切れれば良しの表明でしかない。今は確かに過去から繋がる今だ。しかし、これは未来に、将来に繋がる今でもある。今を乗り切れればいいを、将来未来を見据えた今と解釈するべきで、今の困難は未来の楽、まだ見ぬ子らのために、今の人々が耐え忍び未来、将来への礎石となる覚悟が八戸市役所職員に欠如している。
 OA機器借り上げ料3億8千万円にしろ、各課が適当な契約をして、富士通のホストコンピューターを導入したのを根拠に、知識の不足する八戸市職員をダマシ適当な契約を交わし多額な金員を受け取った。これは八戸市職員の側に問題意識が欠如し、黒船に乗ってきたペリーと不平等条約を結んだに等しい。
 やっとそれに気付いたのが平成18年、情報システム課が各課のコンピューターに関わる契約内容の検討に介入するも、権限が付与されていないためザル。
 ここに権限を付与し目付け役とせよと、前記したが、西副市長のように「はちのへ今昔」をガス抜きしようとする奴ばらばかり。時間と手間をかけて調べた行為も、フムフムで聞き流す奴とは言葉を交わせない。
 幸いなことに工藤リーダーが八戸市役所にはおり、この大映の田宮二郎の周りに出没する悪役の面相に似た、一度見たら忘れられない風貌の男に良い仕事を期待したい。この男のコンピューターの知識は秀逸。
 316台の情報システム課が契約し、そのリース上がりのパソコンもようやくあったそうだ。これは12月定例会で寺地市議が質問する。この中から可動するパソコンを教育委員会に渡し、各学校に供与せよ。各学校には20台しかない。潤沢にパソコンを持ち、子等に操作のし過ぎで壊れるほど使ってもらいたい。