2008年12月14日日曜日

昭和49年の八戸三日町1

昭和49年の八戸三日町
昔の町並み(大正から昭和初期)
槻門商店
杉野セトモノ店
マル井洋品店
中村菓子店
大沢時計店
ハシトク
三井菓子店
つきや洋装店
アオムラ玩具店
煙草元売所
楢館家具部
三日町郵便局
第五九銀行八戸支店
つきう洋装店
若松旅館
杉本旅館
クドウキチ
橋源呉服店
松和油店
松和本店
南山車屋
村井医院
坂本薬局
福井バナナ
小森茶舗
西塚商店
大長商店
第五九銀行
弘前相互銀行これらをご存知のかたは七十年配、町の顔は時代と共に変化するが、現在はひどく壊されてしまった。誰に? 結論を言えば八戸市役所にだ。それらのことどもを時代を追って証明する。昭和四十九年の町を銀座三栄会の記念誌から紹介。
フタバ薬局 清潔なウインドのこの薬局は、ヤグラ横町町内だと思っている人、認識を改めてください。ここはお役所の帳簿ではちゃんと三日町ということになっているのです。このフタバ薬局は、昭和十二年の創業で、以来ずっと同じ場所に店を構えているのです。最近は息子さんが漢方薬に興味を持ち、その方面の充実が見うけられます。

木村書店三日町支店この店は歌人木村靄村が、昭和初期に小中野町に開いた木村書店の支店で、二十年ほど前からヤグラ横町で営業していましたが、四十三年に槻門菓子店のあとに現在の店舗を移したのです。 昨年閉店しましたが、ここの二階にあった「さんふらわ」は、連日若者でにぎわい、ここを場に、あらゆる創作活動が活発に行われたのは記憶に新しいことです。

せったい洋装店 間口はそんなに広くはないものの、店内はディスプレイがたくみで、豊富な商品を効果的に見せているのです。どちらかというとドレッシーな感じの洋服が多く、ちょっとオスマシのあなたにはピッタリのお店。どういうわけかこのお店、看護婦さんたちに人気があるということなのです。そのへんの秘密をあなたも探ってみてはいかが。

セッタイ時計店 ごく普通の小さな時計屋さんですが、みなさんはこのお店のアーケードの上の看板を見たことがありますか。右から「大、店、澤」とあり、「店」の上には時計のマークがあります。実はこれを大澤時計店と読むのです。つまり、このセッタイ時計店の建物は、三日町でも古いほうで、むかしはいっていた時計屋さんの名前がそのままあるわけなのです。

  







服地のシャネル フランスのデザイナーと同じ名前のこのお店、別に紗とネルしか売っていないわけではありません。それどころか、最新流行のプリント、あざやかな、あるいは落ち着いた色や柄の服地がいっぱいのお店です。八戸には服地専門のお店が少ないのですが、このお店に寄れば、きっと自分の気にいる服地に出会えることうけあいです。