2008年7月4日金曜日

青森市民、乗れ新幹線、乗るな感心せんJRの口車



八戸に新幹線が来て、人皆うかれたが、そのどさくさに駅ビルが建った。筆者は建たないと踏んでいたが、中里市政にしてやられた。箱物市長のしでかしたイタチの最後屁が、このJR経営のホテルの入る駅ビル。そこに八戸市は図書館、市役所出張所、観光プラザを入居させる契約を結んだ。
 その年間使用料は4500万円。使用料の高さよりも、本当に、それらは効果を発揮しているかが問題。図書館は西高の勉強室。高々利用者は一日200人だ。「はちのへ今昔」のブログを見に来る人より少ない。最悪なのは観光プラザで部屋の四分の一程度しか機能していない。あとは空気を暖めたり冷やしたりしているだけ。
 これで痛感、首長がやると決めると部下は、馬鹿げた話でもやらざるをえないという事実だ。首長は辞める、落選するで代わるが、市役所職員は辞めれば生活に窮する。ハイハイ坊主が出るわけだ。だから役所の職員にはノイローゼが多い。「はちのへ今昔」に噛み付かれるから? いや違う、ある職員が筆者に耳打ち、「外敵「はちのへ今昔」には職員がアレルギーをもって対抗する。また、その免疫も次第に出来つつある。しかし、本当の敵は正面から来ません。後ろから飛んで来る弾に殺される」けだし(まさしく)名言。
 市役所出張所は幾らか機能している。だが、対投資効果は知れたものだ。
 まあ、この賃借料は仕方ないとして、青森市民よ、騙されるな、このJRの悪辣な手口に。
敷金に1億5千万円
保証金が3億5千万円
合計5億を無利子でムリして取った。
賃貸借期間は平成24年まで。ここで撤退すればいい。撤退するとどうなる?
保証金は10年据え置きで11年目から向こう15年間に渡り年度末に年賦均等払いだと。つまり、平成25年から平成40年まで均等払いをする。それも無利息だ。
馬鹿にするな。新幹線が来ると浮かれたらこのザマだ。
地方自治体が倒産するか、保証金、敷金はそれの保証だ。一般民間人と自治体が同じだとするJRの手口は汚い。中里市政は駅ビルやむなしとこれに応じたが、本当に払うべき金だったのか? 要不要をしっかり考えないから、観光プラザの体たらくだ。使用する観光課に智慧がないから相変わらず投資効果が発揮されない。
同じ手口を青森市でも使うぞ。注意、注意。