2008年7月15日火曜日

BeFmは倒産整理をなし、放送権を「はちのへ今昔」に返せ2


市役所の懐に手を突っ込んだBeは、それがなければ困るのか、その味を忘れられないのか、今度は広報調整課に泣きついた。それは市役所の放送時間を増やすから、金を4999992円くれ。500万だと目立つのか、妙な数字を出してきた。それが、これだ。
その前の年はいくらだと言えば。499968円。それが何と10倍に跳ね上がった。素晴らしい手腕だが、それは金銭的なものだけ。Beの電波は小中野でも届かない場所もあり。電界強度(電波がどれくらい届いているかというもの)の説明もなく、役所に泣きつくは手段が汚い。多くの聴取者がいてこそ、放送料が決まるが、自分の都合で料金を決めてはダメ。また、出す側の役所も役所だ。
市民のためにならない金は出すべきじゃない。電波が何処まで届いて、どの番組にどの程度の聴取者がいるなどの基礎的数字の上に、料金を設定するべき。八戸市内にはおなじくショボイケーブルテレビがある。これが八戸テレビだ。ここはBeと異なり2万3千世帯と契約。新築マンションはほとんどが契約、これからも増加が見込める。これに対する放送料は変わっていない。
正確な数字は手許に決算書がないので忘れたが、年間八十万程度。映像でそれ、音声だけのラジオなら安くて当然。しからば、Beはどのように擦り寄って行ったか。
毎月曜日、広報はちのへ5分、これは従前どおり。追加したのが、福祉情報5分、おんであんせ10分、市役所には関係ない話、公民館情報10分、未来への贈り物15分、これも市役所には関係ない話、防災一口メモ5分、これも直接市役所には関係ない話、むしろ広域消防。
つまりスポンサー料を取っただけ。と言うことは八戸テレビも同様に市役所から料金を徴収できるというわけだ。何だか訳のわからぬ番組に八戸市役所をスポンサーにつける。これで同様500万円が入る仕組みだ。
ところが八戸テレビはこんな手口がBeとなされていることを知らない。現在社長を務めているのが世情に疎く勉強もしない。頑迷固陋(がんめいころう・見聞が狭くかたくなで正しい判断ができない)で自分の話しかしない。それも手柄話だけ。前の社長の南谷氏も同様だったが、しまいにボケがきて、同じ話を繰返すようになり、とうとうありもしない機器がある、それをスタッフが使わないと言い出す有様。これはいよいよだなと思った三月後に死んだ。この人物が社長をしている以上八戸テレビはよくならないと吉田昌平氏に伝達したが、余計なことはいうなでチョン。
結句、経営的には苦労の連続だが、少しは市役所の方へ顔を向け、同様に市役所から金をねだれ。ラジオで500万ならテレビはその上だろう。面白い番組を作ることを心がければ、ケーブルといえども立派なメディアだ。誇りを持て。
Beは姑息な手をつかい、延命をひたすら願うな、市民から遊離したメディアは生き残れない。それにつけても、八戸のタウン誌も何処も青い気吐息だ。桃色吐息は歌の世界だけ。広告で食うといっても、飲食店の激減、どうにもなりませんぞ。「はちのへ今昔」は広告主もいないから平気だが、もっとも、出す人もいないが、何処吹く風だ。Beから電波を取り返し「はちのへ今昔」が放送を開始したら、今、Beが借りている市役所上のアンテナは貸さないだろうな。