2008年10月24日金曜日

市制八十周年記念事業

十年ごとに八戸市を見直すのが記念事業、八戸市も八十歳を迎える。最初の十年は草創期、次の十年は戦争期、次は復興期、新産都市指定上昇期、絶頂期、停滞から後退期と潜ってきた。
 これからは人口減少、老人死亡拡大で次第に凋落していく。これに歯止めをかける最大の要素は小林市長が賭けに出たハサップ。これ次第で八戸の命運は決まる。大げさに言えば日本の水産の浮沈興亡が決まる。
 読者諸君はまたも「はちのへ今昔」が狼少年を演じていると嗤う(馬鹿にして笑う)だろうが、諸君には見えないが筆者には見える。諸君らは人相が観れるか、手相を読み解けるか? 筆者はそれをいとも簡単に読み取ることができる。そしてそれは恐ろしいほどにあたる。一年以内に死ぬのを八戸でも何人、何十人も当てた。それは理屈じゃない、観相に出るから、そう伝えるまでだ。
 さて、この水産興亡の鍵は失敗する要素を除去すればいい。来週はこれを中心に据えて掲載。この八十周年記念事業は十年を振り返る好機。その部会が何を討議したかを伝える。
 市民提案が8件
1花火大会・提案者・花火大会運営委員会
2郷土八戸の宝80選事業 メディアネット
3西有穆山没後100年展 西有穆山顕彰会
4歌謡ステージ 阿部のり子ビクター歌謡スタジオ
5八戸から遠野まで、八戸・遠野間ウオークリレーによる歴史文化交流事業 八戸から遠野まで歩こう会
6豊山千蔭記念森林園 豊山くに
7八戸小唄関連事業 八戸文化協会
8第10回馬淵川フォークジャンボリー 実行委員会
西有穆山の件は一宗教家ということで蹴られた。この提案は規定点数に届いたのは一案のみ。どれが採用されたかは馬鹿馬鹿しいので見なかった。
部会員の提案も採用される模様、西塚提案、はちのへクラフト市、ふるさとはちのへぬくもりの味、中野案、市民とともに作る「八戸公園」等、下村案、南部の歴史を漫画で等、中島案、八戸の匠による○○教室、藤村案、80年の八戸を知る学びのツアー、柳沢案、未来へのメッセージ、三浦案、郷土料理の伝承等、柾谷案、はちのへ郷土芸能体験、高森案、八戸の魅力発見プロジェクト、木村案、小林伸一郎八戸プロジェクト、大森案、市内80箇所巡り等、蛯名案、イベントに市民参加を促し市民自ら参加したいと感ずる事業を創造したい。
どうでもいいが思いつきばかりが目立つ。大体こんなもんだろう、八戸の職員が寄り集まって16回も協議したが、大して役に立たない。もともと立つわけがない。広報に掲載し、市民に参加を呼びかけず、二名のインターネット応募者で部会を組織したとがめが出た。現在の委員は政策推進課大村武史、企画総務課柳沢裕、商工会議所原信一、青年会議所中野正信、商工労政課中島義昭、観光課下村晃一、健康福祉政策課三浦隆亨、都市政策課蛯名敦、文化課高森大輔、観光協会沼田昌敏、物産協会西塚覚、八戸女性まちづくり塾生の会藤村幸子、民間二名。
 西有穆山をただの一宗教家などと抜かした座長が悪い。物知らずを集めるとこうした結果になるもんだ。同様なことは教育委員会の「文化賞」でも見た
やはり市長も認める伝達手段の広報に掲載し、一から出直して記念事業にそなえよ。まだ半年もある。役所の中にも知恵者がいる。そうした人選もせよ。妻神部長あたりをひっぱり出せ。そして論議を尽くせ。場当たり策では何にもならない