2008年10月3日金曜日

三八五と八戸市教育委員会の癒着


何が悪いと言って行政と私企業の癒着ほど最低なものはない。37年間、随意契約、その金額は毎年1億円。
 八戸市教育委員会が三八五流通(グループ40余社の総元締)に毎年一億円の随意契約を37年間繰り返してきた。佐々木泌尿器科の倅、佐々木聡が「はちのへ今昔」が某観光会社を恐喝したとブログに記載したのがこれを指すのだろう。
 何でこの最悪な癒着が判明したか、それは八戸市役所に行政改革推進室がある。そこに重要な資料があった。各課が随意で契約した資料集。そのなかに三八五のこれがあった。
 それは何? 学校給食の配送。ハイ、そうです昭和46年から開始され、今日も継続されている。ところが、これに南郷村が八戸市に合併したから、話がややこしくなった。行革から出た資料を調べると、南郷村も給食を配送、この単価が三八五との契約より安い。
 そこで三八五に出かけて、社長と面談、同じ八戸市で単価計算が違うのはおかしい。南郷並みに下げることはできないか?
 それに対して、寝言は言うなと脅かされた。私企業は営利追及、ガソリン代が上昇しているのに下げれる訳がない。お引取り下さいだ。
 息をお引取りじゃ死ななきゃならない。へいへいと下がったナ。南郷と単価をあわせると9千万でも可能なのだ。ところが、お引取りで仕方がないが、かかる行為を37年間も結んだ教育委員会はどういう体質だ。
 行政改革は競争入札が原則、これにメスもいれられない改革じゃ屁のつっぱりにもならなかろう。八戸市の指定管理は三八五にもっていかれると嘆く声が聞こえるが、三八五じゃなくても出来ることは市民の側も手を挙げるべき。それもせずに、ただ、ああだのこうだの叫ぶだけじゃ糞の役にも立たない。
 わが町は我々が守るの気概なくして進歩も改革もない。泉山信一が作った大三八五帝国、それを倅の泉山元が守った。両者とも市会議員を務めた。こうしたことが八戸市に食い込む要素となったのだろう。
 しかし、37年は長い。これを教育委員会に追求したら、平成21年度からは競争入札にすると回答。
 ここに問題あり。ただし、運搬車両を確保せよ。だれが、新規参入で落札できるかできないものに、この景気の後退した時期に車を購入するものがあろうか。
 こうした糞意地の悪いことを画策するが行政。ほんとうにこいつらは腐っている。
 三八五が参入してきたのは随意契約、だから新規参入ができた。同様に三年なら三年を新規参入者にも猶予を与えろ。その間、給食センターは三ケ所あるから、三八五には一ケ所、残りの二ケ所を他の新規参入者に分けてやれ。そうすれば新車を購入し三年間は減価償却にあてられる。
 三八五ばかりが運送屋じゃない。額に汗して働くトラック屋にも門戸開放するべきだ。行政と癒着して37年間も甘い汁を吸った三八五は反省するべき。
 さらに言えば、競争入札を来年から実施してもいい。三ケ所の給食センターを一つひとつ入札させる。三八五が一つも取れなければ、車両は必要ない。それを落札会社に簿価で払い下げろ。
 こうすれば、新規参入者も車の購入に頭を悩ますことはない。八戸は三八五のものではない。飛ぶ鳥を落とす勢いで三八五が急速に伸してきた。
その裏でどれほどの人が泣いたか。「はちのへ今昔」はこの眼でそれを見てきた。三八五がどうやってパークホテルを自分の物としたのか、それをどれほど苦々しく思っている人物がいたか、三八五諸君はそれを忘れてはいるまい。
八戸にも見えない部分、忘れさられた部分が山ほどある。佐々木泌尿器科の親子で女の尻を追ったことによる咎め、そして親父の方は前田勇氏を騙して是川の土地を取った。これは間違いない事実だ。それに加担したのが八戸を悪くした元市長の中里信夫だった。
37年前は「はちのへ今昔」が町中シリーズで住宅地図を載せているが、その頃の話で、影も形もない家がたくさんある。それほど前の話だ。
次回の三八五の話は同じ三八五流通が指定管理する火葬場の話、佐々木の倅が筆者を寄る年波、火葬場の火が恋しいと言った場所、ここの管理状態が正しいかを調べていたのだが、人の噂だけをつまみ食いすれば愚かさをさらけだすだけ。