国保税滞納28億円、市税滞納総額46億円。国保税の滞納は県から来る調整交付金4億円に影響。これがこないと大変困る。
この滞納解消にやっきとなるのが収納課、徴収に夜討ち朝駆けをする。もともと払えない人に税を課すことが間違い。それに八戸市は気づいていない。生活困窮者なら生活保護申請をすればいい。役所はそれを待つと建前でいう。
生活保護課長は八戸は弘前からくらべれば就業の機会が多いと言った。ところが平成十五年4月15日のデーリー東北には生きていけないの大文字が踊る。
全日本建設交運一般労働組合(建交労)青森県本部がこのほどまとめた県内の失業者アンケートで、八戸公共職業安定所管内の半数が「生活することすら厳しい」と回答したほか、雇用保険未加入の割合が県平均の二倍に上るなど、より厳しい状況に置かれていることがわかった。同本部は「八戸のホームレス予備軍は相当数に上る」と指摘、関係機関に失業対策の充実を訴える。
国保税も消費税と同じように収入があろうがなかろうが課せられる。ないからタダはない。ここに根源的問題がある。
自営業者はスーパー出現で閉店が続出。最近はシャッター街が増加。国策の酒免許、米免許の撤廃が廃業、閉店に拍車。スーパーの献金がこれを生んだ。政治家なんてのは街が崩壊しようが、国民が困ろうがたいした問題にしない。代議士の報酬は減額にならない。政務調査費はどぶどぶと使う。国会議員は領収書の添付は必要ない。
国民がこまろうと平気だが、この風潮は戦争に負けたころと似ている。大本営発表で戦況は勝利と叫ぶが、国民は負け戦を知っていた。挙句、困ったのは軍部、解体になり、それでも自衛隊で復帰。何とかなると為政者は思っているのだろう。だが、自民党の思うようになるのだろうか。
八戸市役所の能天気(のうてんき・脳天気とも書く、物事を深く考えないさま)は、所詮、その課長職に長く留まらないと踏んでいるから。それで解決できるのか。
平成十六年から国保税は22%上がった。収税率が低下すると調整金が来なくなる。だからとれる所から取る姿勢が、税率アップで市民はあっぷあっぷ。
役所なんてのはこんなもんだ。何故? 役人は国民保険じゃない。職員共済で、市民とは別の保険に属している。だから、自分たちは鼻歌でヘラヘラ。市民の痛みは百年我慢が出来る。自分の痛みは三日も耐えられない。こんな人間に国保をゆだねていること自体が間違い。同じ土俵で相撲をとっていない。だから平気で四年間で22%の上昇を画策。こんな人間と共に天を仰ぎたくない。
国保の収支を改善させるには違う手がある。それは調剤費(薬代)が年間二十億円出ている。八戸市議会でこれに気づいたのが公明党。これをしきりと質問。前沢議員に会って話を聞いた。理路整然としていて市議ではもったいない人物。県議に出てしかるべし。が、色々あるようであたら人材が埋もれている。
さて、公明党はこの調剤費削減にジェネリック薬品(特許が切れて誰でも製造できる薬品)を使えと要求。二割が削減されるだろうとの意見。「はちのへ今昔」は三割と踏んでいる。これが切り札。積極的に医師会に働きかけろと要求した。これは行政にも市民にも有効。市民も薬代が軽減される。
国保保険証が間もなく切り替わる。それに「私たち八戸市民はジェネリック薬品を使います」と明記しろと国保課長に伝達するも、なんのかんのと言い訳。現場の課長の頭が切り替わらなければ、一歩前進はない。
ウチマル薬局に張り紙があった。ジェネリック薬品使用だ。すべての市民が要求するようになれば、少しは国保の収支も変化する。しかし、滞納は変わらない。変わる世の中、変わらぬ滞納は制度に欠陥がある。
制度の見直しは八戸市役所を横断する眼が大事。収納課が動いても不在が八割。地域住民の悩みを知るのは民生委員、これらの人々から毎月、悩み事が報告される。それをまとめて県に送るのが八戸市役所の仕事。
これに一歩踏み込み、民生委員の協力も得て、国保税滞納者の悩みを徹底追及し、制度改善の一助にするべき。民生委員の会合に国保課長も顔を出すという。健康福祉課も民生委員の大会に出て、役所が抱える税の滞納に尽力してもらえないかを訴えてみるそうだ。
さらに、国保課長も滞納者の家庭を収納課員と共に訪問と、各々が動き出してはいる。しかし、解決の門前に立つだけだ。鍵を誰がさしこみ、誰が開けるのか、事態は容易ではない。そして、商工労政課が、市役所に来て欲しい、共に就職活動に汗を流すという手紙を出せ。税の督促状ばかりが市役所の手紙ではない。一人で悩まずに足を運んでくれれば、行政も知恵と汗を出す。これが血の通う姿勢ではないのか。市民は税を運ぶ蟻ではない。困難に直面したとき、一人で悩まずに来いという親身の言葉こそ、勇気を奮い立たせる。
行政はこうした仕事を旨としろ。八戸市役所は肥大化して、自分たちのする仕事が見えなくなっている。腹がでかくなって、自分のチンチンが見えないようなもの。デブ症候群は不要だ。もっと組織を簡素化し、給料を削減し市民に還元することを学べ。
明日は同様な組織がもつれて自分の手を踏んでいても気づかない話を掲載。
この滞納解消にやっきとなるのが収納課、徴収に夜討ち朝駆けをする。もともと払えない人に税を課すことが間違い。それに八戸市は気づいていない。生活困窮者なら生活保護申請をすればいい。役所はそれを待つと建前でいう。
生活保護課長は八戸は弘前からくらべれば就業の機会が多いと言った。ところが平成十五年4月15日のデーリー東北には生きていけないの大文字が踊る。
全日本建設交運一般労働組合(建交労)青森県本部がこのほどまとめた県内の失業者アンケートで、八戸公共職業安定所管内の半数が「生活することすら厳しい」と回答したほか、雇用保険未加入の割合が県平均の二倍に上るなど、より厳しい状況に置かれていることがわかった。同本部は「八戸のホームレス予備軍は相当数に上る」と指摘、関係機関に失業対策の充実を訴える。
国保税も消費税と同じように収入があろうがなかろうが課せられる。ないからタダはない。ここに根源的問題がある。
自営業者はスーパー出現で閉店が続出。最近はシャッター街が増加。国策の酒免許、米免許の撤廃が廃業、閉店に拍車。スーパーの献金がこれを生んだ。政治家なんてのは街が崩壊しようが、国民が困ろうがたいした問題にしない。代議士の報酬は減額にならない。政務調査費はどぶどぶと使う。国会議員は領収書の添付は必要ない。
国民がこまろうと平気だが、この風潮は戦争に負けたころと似ている。大本営発表で戦況は勝利と叫ぶが、国民は負け戦を知っていた。挙句、困ったのは軍部、解体になり、それでも自衛隊で復帰。何とかなると為政者は思っているのだろう。だが、自民党の思うようになるのだろうか。
八戸市役所の能天気(のうてんき・脳天気とも書く、物事を深く考えないさま)は、所詮、その課長職に長く留まらないと踏んでいるから。それで解決できるのか。
平成十六年から国保税は22%上がった。収税率が低下すると調整金が来なくなる。だからとれる所から取る姿勢が、税率アップで市民はあっぷあっぷ。
役所なんてのはこんなもんだ。何故? 役人は国民保険じゃない。職員共済で、市民とは別の保険に属している。だから、自分たちは鼻歌でヘラヘラ。市民の痛みは百年我慢が出来る。自分の痛みは三日も耐えられない。こんな人間に国保をゆだねていること自体が間違い。同じ土俵で相撲をとっていない。だから平気で四年間で22%の上昇を画策。こんな人間と共に天を仰ぎたくない。
国保の収支を改善させるには違う手がある。それは調剤費(薬代)が年間二十億円出ている。八戸市議会でこれに気づいたのが公明党。これをしきりと質問。前沢議員に会って話を聞いた。理路整然としていて市議ではもったいない人物。県議に出てしかるべし。が、色々あるようであたら人材が埋もれている。
さて、公明党はこの調剤費削減にジェネリック薬品(特許が切れて誰でも製造できる薬品)を使えと要求。二割が削減されるだろうとの意見。「はちのへ今昔」は三割と踏んでいる。これが切り札。積極的に医師会に働きかけろと要求した。これは行政にも市民にも有効。市民も薬代が軽減される。
国保保険証が間もなく切り替わる。それに「私たち八戸市民はジェネリック薬品を使います」と明記しろと国保課長に伝達するも、なんのかんのと言い訳。現場の課長の頭が切り替わらなければ、一歩前進はない。
ウチマル薬局に張り紙があった。ジェネリック薬品使用だ。すべての市民が要求するようになれば、少しは国保の収支も変化する。しかし、滞納は変わらない。変わる世の中、変わらぬ滞納は制度に欠陥がある。
制度の見直しは八戸市役所を横断する眼が大事。収納課が動いても不在が八割。地域住民の悩みを知るのは民生委員、これらの人々から毎月、悩み事が報告される。それをまとめて県に送るのが八戸市役所の仕事。
これに一歩踏み込み、民生委員の協力も得て、国保税滞納者の悩みを徹底追及し、制度改善の一助にするべき。民生委員の会合に国保課長も顔を出すという。健康福祉課も民生委員の大会に出て、役所が抱える税の滞納に尽力してもらえないかを訴えてみるそうだ。
さらに、国保課長も滞納者の家庭を収納課員と共に訪問と、各々が動き出してはいる。しかし、解決の門前に立つだけだ。鍵を誰がさしこみ、誰が開けるのか、事態は容易ではない。そして、商工労政課が、市役所に来て欲しい、共に就職活動に汗を流すという手紙を出せ。税の督促状ばかりが市役所の手紙ではない。一人で悩まずに足を運んでくれれば、行政も知恵と汗を出す。これが血の通う姿勢ではないのか。市民は税を運ぶ蟻ではない。困難に直面したとき、一人で悩まずに来いという親身の言葉こそ、勇気を奮い立たせる。
行政はこうした仕事を旨としろ。八戸市役所は肥大化して、自分たちのする仕事が見えなくなっている。腹がでかくなって、自分のチンチンが見えないようなもの。デブ症候群は不要だ。もっと組織を簡素化し、給料を削減し市民に還元することを学べ。
明日は同様な組織がもつれて自分の手を踏んでいても気づかない話を掲載。