2008年8月6日水曜日

八戸信用金庫に広告条例違反で罰金30万円を科せ


昨年来公告物違反で改善命令が出ているにもかかわらず、それを無視しつづける八戸信金は市役所をあなどっている。
 行政罰だからたいしたことはなかろうと考えているのだろうが、そうはいかない。今年の四月、県から市町村に権限が委譲された。罰金をいよいよ八戸市でも科すことができる。その第一号に八戸信金を挙げよ。
 彼ら八戸信金の奴ばらは八戸の金庫番だとばかり、専横の限りを尽くした。それを「はちのへ今昔」は自分の眼でみた。事故物件、差し押さえ、あるいは任意売買の物件を金持ちに、さも安いから購入のチャンスとばかり吹き込み、それを売却。こんどそれの金利負担に耐えられなくなると手のひら返して居丈高になったのを見た。
 彼らは紳士面はしているが悪党だった。「はちのへ今昔」がそれを暴露し、大蔵省に通知したところ、理事長が任期途中で交代。気にいらないことがあれば、関係官庁に出向いて喋ることだ。役所は両方の言い分を聞いて、必ず処断する。これが役所の役所たるところ。この話はブログで公開していない。十年も前の出来事だ。詳しく知りたい向きは書店から購入申し込みをしろ。在庫があれば販売する。
 さて、今回「はちのへ今昔」が問題視しているのは八戸信金駅前通り店。この看板の違反はすでに本誌でも指摘した。何の寝言だろう程度の認識だろうが、そうはいかない。この看板は面積が規定を超えているため、改善命令が出た。
 呼び出しを受けてチョロチョロと看板業者が五月初旬に役所に顔を出し、指導を受けるも、八月初旬の現在に至るまで改善していない。それはする気がないと判断した「はちのへ今昔」は、強権発動を市役所に願ったが、彼らは穏健派、なかなかそうした行動には出ないもんだ。だが、世の中はそうしたものじゃない。非は非、是は是だ。だめなものを看過するは拙い。
 八戸信金から罰金を取ったら、建売屋からも同様に取れ、電信柱に旗を縛り付ける、路上に看板を置くなどの行為も許可が必要だ。「はちのへ今昔」の持論はこうした公告物の許可料を10倍にしろだ。さすれば、簡単、安易にこうした行為はしないものだ。
 共産党が高架下にビラを貼るが、これも違反で罰金五十万にあたる。これを見るたび市役所都市政策看板係に電話する。違反行為をする人間は、懲りずに同じところに必ず貼る。これが手口なのだ。そこが目に付く場所を知悉(ちしつ・知りつくすこと。詳しく知ること)しているのだ。
 またビラ、ポスターの類で違反行為が目立つのは民主党、これらにも罰金を科せ。今は、その権限が八戸市に移ったのだ。世の中は変わる、人の心は変わらないではダメ。違反などせずとも、民主の時代は必ず来る。自民党は愚挙(ぐきょ・愚かなふるまい)を繰り返しすぎた。今の原油高騰に備蓄している原油を放出すべきだと、政府に手紙を出したが返事もよこさない。それが自民党の体質だ。国民が等しく困惑するのに、対応策も出せないは知恵のない証拠。
 そんな愚かな集団には政治は頼めない。民主に舵取りをしてもらう時こそ来たれり。ここで勇猛果敢(ゆうもうかかん・決断力が強く、大胆に物事を雄雄しく行うさま)に国難に等しい原油高を克服してもらう。知恵が出る集団へと変身を期待。
 さて、八戸信金だが、市役所をなめていると痛い目にあう。それは罰金の高はたいしたことないが、信頼、信用の失墜は金額では表せない。
 信金は高橋氏を追い出したことがツケとなって回る。人事闘争に敗北したことが原因だが、これが高いものになる。何、八戸信金諸君が彼を苛め、叩き出しただけじゃないか。
 結句、このような対処も遅れに遅れる。彼がいれば、こうした愚挙は犯さない。彼には対処能力、是々非々の論理があったが、今の職員にはそれが備わっているとは「はちのへ今昔」には毛ほども見えない。愚かな集団、気の毒な体制でしかない。変わる世の中、企業も変身、脱皮の時が来た。