八戸三社大祭は280年の歴史
当初は据え物で豪商が京都あたりから購入し店先に展示
それを引き回すことになり、自作が開始となる
題材も歌舞伎からおとぎ話と様々、誰しもが知っているものが好まれた
冬の祭り(えんぶり)と夏の祭り三社大祭を持つ八戸は全国でも稀(まれ)な存在
いかに八戸人が祭り好きか、そしてその行事を心待ちにしているか
そして、子等がそれを継承する組織が八戸にはある
山車も欄干型を基礎とし、それが左右に開く、そして高く上がるなどの趣向をこらすようになった。最近の主流は光背を持ち、電線にかからない場所で圧搾空気を利用して人形を高く挙げ、光背が出現
それは見事なもの
八戸の祭り馬鹿たちが工夫に工夫を重ね、観客の度肝を抜こうと知恵を絞る
観客は折りたたまれた観覧型の基本山車を開くように拍手で促す
仕掛けを開ける場所は少なく観客がその場を探す知恵くらべ
首尾よく山車が開くと歓声があがる
27台の八戸の山車祭りはこうして過ぎて行った
八戸の山車を見たことのない人のために公開
是非来年の八月一日は八戸で皆様におめにかかりましょう