2009年4月9日木曜日

法を勝手解釈、不尽、理不尽、算盤尽の佐々木聡

佐々木聡と山日誠一に刑事告訴され、三月は警察署と裁判所をウロウロ。裁判所は佐々木聡の名誉毀損に関わる損害賠償請求三百万円。
民事と刑事の両方で討ってきた。本来、相手を懲らしめることを狙うなら、刑事告訴一本で来る。それを両方するは、筋違いではあるが論理的には可能。刑事罰に相当すると思うから告訴をする。
 名誉毀損は親告罪。つまり婦女暴行のようなもの、被害者が告訴しなければ立件されない。警察が事実を知っても検察庁には書類は送致できない。被害者からの申告があって動ける仕組み。これを佐々木聡は悪用した。
 婦女暴行で訴えられた加害者は逮捕されるのが怖いので被害者に示談を申し込む。ところが、やったことは仕方がないと腹をくくれば、肉牛が成長すると屠殺場に曳かれ、解体されて肉売り場に並ぶ如く、エスカレーターのように次第に進む。つまり、警察で調書をとられ、検察に送り込まれ裁判で刑が確定する。刑務所に行くかどうかは裁判所が決める。
 民事はそうはならない。警察は介入しない。民事不介入の原則。ここではかくかくしかじかで、被告に金を払えとか損害賠償をしろと書面を作成し裁判所に出す。法廷が開かれる。この第一回に出廷しないと、要求が認められ否応なしに金を支払わなければならない。
 ここが民事訴訟の厄介なところ。諸君もこうしたことに遭遇しないとも限らないので注意、注意。双方が揃うと原告の言い分を聞く。次回(およそ一ヶ月後)は被告側の言い分を聞く、次が原告が異論を唱える、今度は被告と繰り返し各一ヶ月を消費しながら進む。だから裁判所に訴えを出したから来月三百万円が手に入るように思うは浅慮、浅慮。
 十分審理を尽くすのが民事だ。刑事は先ほど述べたようにプロの屠殺人、プロの肉解体士の登場と、次々に物を処理するように進行。
 ところが、これがまどろっこしくなったのか、佐々木聡が昨日(8日)、佐々木聡が雇う野中弁護士に、「明日(9日)「はちのへ今昔」が緊急逮捕される。それがいやなら金を出せ、刑事告訴を取り下げてやる」と、「はちのへ今昔」の弁護士に連絡した。これは理不尽極まりない。佐々木聡は検事総長ではない。逮捕を命令する権限もないのに、こうした言動をするは狂気の沙汰。
 告訴取り下げをちらつかせて金を奪おうは恐喝。十分審理を尽くせばいい。それが世の常だ。それもせずに金を出せと往来で通行人にやれば強盗。被告人に強要すれば脅しになる。もっとも「はちのへ今昔」はそんなことにうろたえる事もない。時間をかけて十分やろうと裁判にかけてきたが、なんらかの都合ができたのだろう。
 しかし、刑事告訴の取り下げをネタに金品をゆするじゃ太い野郎だ。法は佐々木聡の都合の良いように出来てはいない。万人に等しく出来ている。それを適当に解釈はお間違いだゼ。理不尽を算盤尽でやれば咎めが出る。法はソロバン勘定をしない所だ、だから正義の神は天秤ばかりを持ち目隠しをされる。片目の目隠しを外し、ソロバンを片手にはしないものだヨ。それじゃあ、法治国家の名が廃れるのサ。だから、法の番人の警察も検察も条項に照らして判断する。佐々木聡、貴君のようにご都合主義ではひどい咎めが天から下るようになる。
 自分のなさったことに責任がおありですゼ。医者のお坊ちゃんさま。世の中は御自分を中心に廻ってはおりませんゼ。議論、論議は尽くすもの、理不尽なことはなさらないこと。恐喝まがいの言動は紳士がとるべき態度とは思えませんがねェ。
 本日午後四時から八戸裁判所で審理がある。一歩一歩牛の歩みのように積み重ねて積み重ねて、遺漏のないように民事裁判は進めるものですゼ。