2008年9月29日月曜日

八戸市建設業者らが金ない、食えない倒産必至の理由2


青森県は全国でもブービーの県民所得、一番尻は沖縄、ここは昭和47年に日本に復帰、それまではドルが通用し、本土に来るにはビザが必要、つまり異国だった県、もともと日本の青森県がなぜ低い所得に甘んじなければならないのか、最低賃金が生活保護より低いじゃ勤労意欲は沸かない。
こうした県民性を考慮し、せめて公共工事はこの程度を見てやれが、県が定める設計単価表。この表紙にこう記されている。本冊は取り扱いに十分注意しこれを放置したり、部外者に閲覧させ、又はこれら内容を漏洩したりしてはならない。
機密書類で、これには重大な意味がある。だから、工事、委託の業務にはこの程度かかる、だから、予算を編成しろと県は市町村に指示。その設計価格が入札予定価格、これにも秘密性があるが、これを入札予定価格として公示する所もある。すると設計単価表に記された機密性を自ら破る行為で不正。
予定価格が公示されれば、業者はこれ以下にすることを考えざるを得ない。
そこで入札最低価格を業者側が探る動きになる。これが談合にあたり不正競争で公正取引委員会が眼をつける犯罪となるが、本当にそうなのだろうか。
①県がこの程度の価格は必要だの設計価格を公示する行為がまず行政の不正。それは漏洩するなの数字を公示したことによる。
②行政が公示した価格では落札ができないは自明の理。すこしでもそれより下げろを無言で圧力とする。
③業者は予定価格すれすれで落札したい。県がこの程度はかかると設計書で示した価格は食って通れる価格。そこからダンピングしろは食えない価格でがまんを強要。
④八戸市は予定価格の八割でも良いと制定、これは条例でもなんでもない。気分的なもの。これは要綱で定めた。ところが平成七年一月一日からこれを六割五分から八割と改悪。このため倒産業者が続出。
八戸市職員は他人の痛みを百年我慢できる手合い。自分の給料が六割五分になって食っていけるかを熟慮せよ。女房から怒鳴られるゾ。これじゃ食えませんと。
他人には押し付ける、自分は耐えられないなら、他人の痛みも我が痛みと何故できない?
これを市職員に言うと、でも要綱で定めましたからと言う。悪い要綱なら改めろ。それが人の道だ。この要綱を定めたのが中里市長。本当にこの男のしでかした事は何だったのか。八戸市をずたずたにした責任は大きい。岩手から出てきて八戸を食い物にした。佐々木泌尿器科、藤川友信らは皆一味だ。これらが「ひばりの里事件」で糾弾されても平然として悪行を重ねたのを「はちのへ今昔」の読者は見た。