2009年3月23日月曜日

藤川優里市議騒動でわかった議会事務局の不徹底1

八戸市の委員会は各々が独立した体制。つまり、その長は人事課とは違う人事権を持つ。ここが妙なところで面白い点。
 藤川優里市議を昨年十二月一日、オンブズマン代表の山日が佐々木聡と共に政治資金規正法違反で告発。この告発は受理されなかった模様だが、民主党の小沢氏の秘書はこれで逮捕された。政治資金のありようが問われている。現在のような金権泥まみれの破廉恥な状態を看過する国民の資質が問われている。こんな馬鹿な状態に放置せず、献金は個人に限ると規制すべきだ。企業は金になるなら組織ぐるみで何でもやる。これを放置していれば、いつでもこの問題でゴタゴタするのは間違いない。
 さて、この藤川優里市議騒動にマスコミ各社が議場に入り、報道を開始したのは諸君もご存知。そこに、フォーカスだかの雑誌に議場での藤川優里市議の発言写真が掲載された。
 八戸市議会の議場で写真を撮れるのは議会事務局が認めたものに限ると規定。また、市政クラブに属するものには許可すると規則にある。フォーカスは市政クラブに属していない。これに特別な許可を出したのか、また、テレビ局にも許可を出したのかと問うた。
 すると出していない。どうして写真が掲載されたのかわからないという。この一連の騒動はタイに居た佐々木聡が帰国して、一層火に油を注いだ。現在は沈静化しているが、議会事務局の対応に疑問が残った。
 議会傍聴者は議場での発言は録音も写真撮影も許可されない。しかし、議会は有線放送の八戸テレビで放送される。テレビ画面を撮影、音声は録音できる。市議会はこれで対応ができる。
 「はちのへ今昔」は市政クラブに属していないため、撮影・録音は許可されない。議場での発言ばかりが市議会ではない。議場で討議される前に委員会があり、委員会は議場で行われず会議室で開催され、全てはここで論議され、総務常任委員会などは、市職員の不祥事なども露呈される。
 すると、ここの写真撮影・録音はどうなるのかの問題が出る。つまり、議会の運営は議長が行う。各委員会は委員長が行う。つまり、各委員会は委員長の許可、不許可で撮影・録音許可を出すべき。
 このことについて、議会事務局に訊いた。すると、要望書を出せと職員が言う。その要望書がこれだ。