2009年1月6日火曜日

議員全員協議会開催・水道事故で市長弁明

本日(一月六日)十三時から市役所第二会議室で開催され市長が陳謝。伊藤市議の質問で露呈した八戸市と水道企業団の問題点。
 市長は初動体制が悪く市役所職員が水道事故に対して反応が鈍かったのは、水道は別事業で我々市役所職員には関係ないという根源的な物の考え方があった。ここは今後改善する必要ありと発言。
 これは昨年から「はちのへ今昔」が主張してきたことで、我が意を得たりの点。水道企業団が八戸市から分離独立し太平楽を決め込んだ。そして市役所職員より給料は高い。市役所の中におれば、その範囲でしか動けないが、独立不羈となれば何をしようが我が世の春。
 そして、現在北奥羽サービスが使用する建物を八戸市から強奪。自分の物となし敷地も同様に入手。これは「はちのへ今昔」がそう言うだけで彼らにはその認識もない。市役所の部長の中にも水道企業団の土地になったことを知らない者もいる程。
 彼らは別団体の意識が今回の断水事件で鮮明になった。しかし市長は水道事業は行政の仕事であると明言。一体感をもって取り組む意欲を見せた。現状はバイパスを通しただけで本格工事は先。
 民生委員、協働の町づくりの職員らを督励し町内会長を軸に老人、障害者などに水を運んだと伝達。と、言うが実際何軒に水を運べたの?
 役人の発想は得てしてこんなもの。できない話をいかにもできるように見せるテクニックは上手い。運搬具はどうした? 水はどの容器に入れたのか? 具体的な話はなかった。
 所詮言い逃れの名手ぞろい、自分の不手際を認めようとしない奴ばらばかり。緊急時の情報をどのように伝達するかの質問も出ない。議員はこの程度の認識。台風と断水事件はちがう。馬淵川、新田川から取水することばかり考えるから足元をすくわれる。不様に転んだもんだ。それも正月早々。
 水道企業団心得違いをするな。頭を低くして八戸市職員の協力も得られるよう努力せよ。