2009年1月4日日曜日

水道企業団事件で防災・緊急情報は無線以外にない

昨年防災室の津波警報装置がこわれたまま放置されていたことを記した。それは三菱電機の尼崎工場で越年したのが三台、一台は直らないので代替機を取り付ける予定だが、予算がとれないのでこれも直らない。そこに本日(一月四日のインドネシア)の津波。場所がチリじゃないため八戸には津波はこないが、盆だろうが正月だろうが津波は遠慮も会釈もなく来る。
 このことは防災副室長にも年末、消防団の架空人員による無駄金消費を発見した際にも伝達。予想もしない事態に備えるのが防災、そのための金は惜しんではいけない。が、無駄な金は一円たりとも支出してはいけない。消防団の架空人員で請求した金は消防本部は消費しなかったようだが、それを消防本部の手で消防団にくれてやった。このことは稿を改めて記載。つまり消防本部は知っててズルを決め込んだ。つまり確信犯
 さて、このズルの金を支出した課が防災室。そのため消防本部の三階で金の流れを追尾するハメになった。通常、一枚の紙に記載された数字の羅列から、それがどういう仕組みで消費されるのかを組み立てながら聞いていく。
 原因と経過、結果を追うわけだが、「はちのへ今昔」には特性があり、ある数字の上で目が止まる。それは「その数字が光る」からだ。ここに問題がありますとばかりその数字がウインクしてみせる。そこで、これは何?と訊ねる。
 すべてはここから開始になる。光らないときもある。そのときは簡単に終わる。情報開示には醍醐味がある。水道企業団を調べたとき、情報公開を彼らは知らなかった。書きかけのメモまで開示が出来ると言ったとき、総務課のMはそんなことはできないと口走った。そんなことをさせる役所は馬鹿だとまで言い切った。この男は物知らずだから、筆者が水道企業団の議会傍聴に行った九月に外套を脱げと廊下にいる筆者に言いに来た。九月に外套を着る馬鹿もいなかろう。これはジャンパーだと言ってやった。外套を着てはいけないと傍聴券に記載しているから言ったまでだとボケをかまされた。
 そこに元旦の漏水事件。これは完全に人災。水道企業団は水路を四本だか持っている。一が馬淵川、二が新井田川、三が蟹沢、四が三島だ。三、四を閉鎖し一、二だけに絞ろうと計画。しかしながら今回の事件で、それの検討し直しが必要になろう。筆者の類家地区は蟹沢管路のため断水はなかった。
 管路を自在にバルブの開け閉めで水を融通する体制を編み出さないと元が涸れるとアウトを絵に描いたのが今回の人災。
 あまりに馬淵川に頼り切った体制がまずい。白山浄水場に揚げなければ水が流れないシステムを根本から改善しないと同様な事件は多発するだろう。馬淵川からの導水ポンプの年間の電気代だけで一億円を越える。電気代もさることながら、途中が漏れれば電気代を支払っててもクソの役にも立たない。
 根城の浄水場を閉鎖し、今年その導水管の撤去工事が四月から開始になる。その工費十億円。浄水場を一ヶ所だけに頼る体制も正しいのか疑問。幾つもの選択肢の中から理事者側が判断するが、議員に知恵があればそれを中断できる。大所高所から考えての判断が必要になるが、どの水道企業団の議員もロクな頭を肩につけていない。
 さて、防災室の話に戻る。防災の仕事は津波警報を市役所から36のスピーカーで流すだけではない。だから消防団の仕事も防災室の仕事になっているが、その手を経由する金が適正かどうかの調査もしない。また、この消防団の金は消防本部が財政部とやりとりする。
 つまり防災室は名ばかり管理で機能などしていないのだ。するとこの防災室の役目は何だろうとなる。この課は津波警報を発するために九億円を新たに支出し、アナログからデジタルにしようと考えている。他の都市がそうしているから、国がその意向だからと自治は名ばかりで自分の目で頭で判断する思考回路が切断されている
 この景気の悪化したなかで津波だけの警報装置に九億円をかけるのは馬鹿以外の何物でもない。壊れたままにせず直せと言ってもアアでもないこうでもないとまるでオウム教団のジョウユウのような奴ばら。今回の水道事件でも市民は情報が少ないと苦情。
 防災室は津波が来たとき故障しているスピーカーの代りに消防車を走らせて拡声器で知らせるという。間にあう保障はない。するとこれらの水道事件、津波に対処できるのは無線だ。
 防災室は携帯電話でも知らせることが出来るというが、そんなのを見る年寄りがいるのか。寝言は寝てから言え。病気でもないのに妄想を繰り返すのが佐々木聡だ。病気の人間はさておいても、防災室も病災室ではこまる。市民の生命・財産をどう守るかが使命のはず。
 ビーエフエムもビーと伸びたのか重要な役割を果たしていないが年間五百万を八戸市にねだっている。金をとることを知ってても市民の為になることを知らない。こいつも愚かの限り。
 また二万世帯を客とする八戸テレビも無能社長の下で動きを止められている。吉田ってのが社長をやっていた時は時代を読み有線テレビも役立つと踏んだ。これは正しかったが南谷って年寄りがRABを定年退職し社長になりボケが進んだ。このことを察知して吉田に筆者が進言したが聞く耳もたず南谷社長は北向部長に正論を吐かれ、それを不服として即刻解雇。北向と南谷はうまく行く筈もない、なにしろ北と南の真反対だ。
 そして今の耳の遠い社長に交代。人の声が聞こえないから自分のことだけを延々と喋る。情けないもんだ。こんな年寄りやめさせて若手を使え若手を。ビーエフエムも塚原が辞めないかぎり良くならない。発想が貧弱だ。お前が変わらない限りラジオは良くならないと本人に直接言ってやったが、頭が悪くて人の話が耳に入らない。二言目に金が足らないという。金なんてどうにでもなる。面白い放送をやれば黙っても金がついてくるようになるが、死んでも分からないだろう。この男と河村って社長が消えない限り、ビーエフエムも風前の灯。代替名前が悪い、ビーエフエムじゃ所詮B級
 ところが、ものは考え方で、このB級ビーエフエムにも風が廻ってきた。というのも防災室が考えている九億円を利用するのサ。津波だけでなく市内全域をカバーするには市内44ヶ所の小学校の上に防災スピーカーの設置。これで水道事故、津波、緊急情報を流す。普段はB級放送をビーエフエムに任せ、緊急時にこれを活用する。このために年間千二百万くれてやれ。金カネとカネばかり叫ぶ夏蝉のような塚原の口にねじ込んでやれ。現状ならB級も間もなく倒産だろう。助けてやれ、そして八戸市も助かれ。年間二回の津波情報に九億円かけるのと年間千二百万とどちらが安いか考えよう。
 あとはこのB級にいかに防災情報を流させるかを考えることだ。徘徊老人救済、消防活動情報など肌理こまやかに知りたい情報を伝える仕事こそ行政の使命。これが千二百万で入手できるなら安かろう。自前でアナウンサーを雇うことより、B級でも一応アナもいる。音楽を流す設備もある。馬鹿と鋏は使いようと昔から言うように、貧乏人には金、知恵のないところは役所で補完し緊急情報システムを抱えることだ。
 さて、こうなると広報調整課の出番。ここには市役所きっての茨島氏がいる。今年はこの男に活躍して貰おう。時代が要求する人物というのは必ずいるもんだ。それも身近に。