2009年5月14日木曜日

八戸市役所人事異動に異議あり

聞かぬうちはまだしものこと、聞いたからには、武士と生まれた悲しさは、狭い道を拡げて通るが、おのが稼業、庶民の難儀を救うため、国・県・地方行政を斬って斬って斬りまくり、生活弱者・障害者及び高齢者の救護にあたり明るい社会を打ち拓く、これを信条として、「日本救護団」を立ち上げた。
子ども家庭課長の貝吹賢一氏が役所を退職された。身だしなみのいい、腰の低い、そして仕事熱心な紳士だ。この好人物を八戸市役所は失った。
 その理由は市民病院への異動。これに氏はやりのこした、積み残した仕事があると、異動を拒否した。これは当然の権利だ。
 大体、今回の異動の愚かなことは、万年赤字垂れ流しの市営バスの責任者を防災室長とし、嘘ばかり抜かした防災室長をバスの責任者にした。これをデンスケ賭博という、右に左に置き換えて、市民の目玉をごまかした。
 大体、男には二種類ある。男っぽい男に女っぽい男だ。オカマの話じゃない。男の話だ。大木がある。夏には大きく広げた枝の下で、人々は暑さをさけて憩う。にわか雨には木陰で雨宿りだ。遠くから見る人には、ランドマークとして、心の拠り所にもなった。
 貝吹賢一氏はまさにそれだった。この課は51億円の保育園への補助をする、市役所でも指折りの支出が多い課だ。その保育園は社会福祉法人、これらが定期総会もせず、隠した所得で国債を購入、無税を悪用しシコタマ悪銭を貯め込んでいる。
 これらを解明し、不届きな社会福祉法人糾弾の狼煙を上げるのが今、そのための「日本救護団」だ。諸悪を潰し、金の流れを透明にし、庶民の難儀を救う。
 補助金は支出行為にそれぞれ、領収書を添付しなければならない。積年、役所はこれを見過ごし、業者と癒着を繰り返した。
 今までは月刊誌、ブログで糾弾したが、これからは都度、街頭で宣伝カーで糾明していく。もっと、庶民に我々「日本救護団」の運動を知らしめる必要がある。昨日から、「日本救護団」は複数で行動している。佐々木泌尿器科の倅が、「はちのへ今昔」は暴力団と二人で市役所を脅かしていると書いたことがあったが、一人でも世直しが出来ると盲信していただけだ。そんなことで世の中は変わらない。人が嫌がることを徹底して行動し、相手に存在を認識していただかなければ、ゴミ、塵の類でしかない、あるいは無いほうが喜ばれる。ところが、人間の面白いところは自ら行動するところにある。
 相手に認識してもらうことから始まる、それにはうるしさい、面倒だの顔に現れるささいな表情から悟ることができる。相手の認識度が深まったのだ。武士と生まれた悲しさは、狭い道を拡げて通るが、おのが稼業で、拡げる努力は並大抵じゃない。
 さて、ランドマークになれるような大樹、大木は台風にも立ち向かう。うまく凌げればいいが、ダメなときは倒れる。ところが柳はナヨナヨして風を受け流し、台風も難なくこなす。これが女っぽい男だ。その場をなんとか取り繕い、その場で生きることに執着する。だから、ああでもないこでもないと、相手に迎合しながら、立場を理解させる。
 大樹は折れるときは倒れる、柳は残る。貝吹氏は大樹だけに折れる。人事異動を再考すべきではなかったのか。人事課の考えに間違いはなかったのか。既定路線を押し通すことで咎めが出た。それが、辞任だった。惜しい人材だった。何十年もかけて役所は人物を育てる。それが最後の最後で折れた、倒れた。いや、倒したのサ。
 総務部長の猛省をのぞむ。