2007年6月1日金曜日
山車出します出し出しで、互助会半分あと税金・ふざけるな
三社大祭参加資格なし、八戸市職員互助会の山車
平成八年度までしか帳簿を保持していないので明確なところは判明しない。
税金を使って山車を三社大祭に永年参加させていた。ところが、どう風向きが変わったのか、平成十一年から十五年まで、互助会費だけで参加させ、また平成十六年からは税金を使って山車を参加させている。これは全額が市の税金ではなく、おおむね半分が互助会の費用と判明。
それにしても不届きな金の使い方。
市民病院跡地を「祭り広場」としたが、ここに山車小屋が三つ建った。この年間の使用料は二十一万七千円。ところが、互助会の山車小屋は、美術館のとなり。ここのテント小屋の借り賃に年間百三十三万五千六百円支払っている。
つまり税金をこの山車小屋につっこんでいるん だ。今もそのまま。
市民には抽選してまで利用者を限定、しかし、互助会は自分の山車小屋に税金投入じゃ納得しない。
これを納得するのは市役所に勤務する親族だけだよ。
この解明に時間がかかった。帳簿がいい加減で、誰もこんなものを調査しないと高をくくっていたのだろう。実に判りにくい判りにくい。思いつきで書き込むために、あっちに行ったりこっちに分類されたりで腹立たしい程。
それでも、ようよう事態がつかめたのでお知らせする。
互助会は市長など全職員が加入。市長が互助会長で互助会に税金を投入。そのなかから職員の結婚祝い、子弟の卒業祝いだの医療費、永年勤続祝い金、出産祝金、銀婚祝金、退会金を支払った。
平成十年までは税金も職員の会費も区別がない。
平成八年からの資料しかないので三年間をみる
平成8 平成9 平成10 計
医療費 113744344 136283704 162730360 \412,758,408
結婚祝金 3340000 3780000 4250000 \11,370,000
出産祝金 2520000 2070000 2370000 \6,960,000
入学祝金 6680000 6540000 5860000 \19,080,000
卒業祝金 4300000 3740000 3960000 \12,000,000
永年勤続祝 7290000 7690000 6820000 \21,800,000
健康有良祝 190000 203000 199000 \592,000
銀婚祝 4830000 6090000 7910000 \18,830,000
弔慰金 4804570 3864900 3675000 \12,344,470
療養見舞い 700000 860000 950000 \2,510,000
出産見舞い 30000 30000 \60,000
災害見舞い 400000 500000 \900,000
給付調整 420000 140000 280000 \840,000
退会金 10818000 9483000 9855000 \30,156,000
人間ドック費 580000 520000 480000 \1,580,000
休業手当
160216914 181694604 209869360 \551,780,878
と、医療費が四億一千二百万、これは医療費の自己負担分を市の税金で払わせた。ただし職員の言い分では半分が税金負担で自分たちも半分は出していると寝言。
さらに驚くな、心を丈夫に持てよ、職員本人だけでなく家族全員がそれだ。つまり市役所職員になれば扶養家族は全員タダなんだヨ、だから母親、父親までが扶養に入るわけだ。
驚いたろう。そんなことだけじゃない。結婚祝いは勿論、出産、入学、卒業、更に火事になったら四十万、水害にあえば二十万、高齢になると祝金が貰えないからと、銀婚式になったら七万円くれる。さらに強烈なのは入会金も取らないのに、退会金と称して役所を辞めたときに出る退職金のほかにまた十万円くれる。規定のものの外に出すのは互助会を隠れ蓑に使った第二退職金。
これが大阪市で問題になった。八戸市職員は仕事はしないが、悪いことはすぐ真似する。
退職者優遇措置として毎年旅行に行っていただこうと一千万円を旅行券として配る。退職者慰労会費として五百万円、これが毎年、毎年、市の税金を投入しているんだヨ。
そのほかに職員慰安金として保養所利用券を千四百万、団体定期保険料を三百九十万、この但し書きには全国市長会保険掛け金とあるが、何だかは不明。
あまりばかばかしいので問い合わせる気にもならない。暇と好奇心のある人は追及をすすめる。
以前は地下の職員会館に床屋がいた。その床屋に家賃として金を支払った。運営費という名目。タダで貸して家賃まで支払う素晴らしさ。
生協が運営する食堂には年間千万円を支払う。家賃タダで金までやるんだ。それも税金。
職員会館の運営費に毎年二千百万。
平成十七年度は市職員食堂・交通部職員食堂運営費として六百六十五万円をしはらった。市民病院職員食堂運営委託料三百八十万。
時代時代で市役所も変貌する。市民病院が建ったり、交通部に食堂を出したりと、時代の要求を満たす必要がある。しかし、ものには限度があり、それに市役所人事課が気づかないはずもないが、何も言わないからとそのままで来たのだろうが、市役所職員ばかりが厚遇されるのもまずい。
景気後退の局面では、皆が相応に辛さを分担するべき。
山車の制作明細表が前ページにある。この山車に税金を投入したことが公金支出に違法性ありと監査委員会に申し立てをすると、結論は見えている。互助会が市から貰った金をどう使おうと問題はない。結論はたとえ見えていても、やはり手順として監査委員会に申し立てをする。
馬鹿げたことをして時間を消費していると我ながら思うが、それを看過できない己の根性がそれをさせる。
八戸は正論を吐いても無視する、潰すところだ。人がどう思うとそれは勝手で、「かくすればかくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」でブチ殺されるまで主張はやめない。自身の主義主張のために道路に倒れて死ぬところまでやる。
それにしても市役所は腐っている。だが、二年後の市制八十周年は執念をもって成功させる。節目を迎えられる喜びがあるから。
三年後には西有穆山の百回忌がくる、市制八十周年を期して八戸時代祭りを五月一日に実施。京都の葵祭りのように、南部公から家老、武者行列に大沢多門、橋本八右衛門、西有穆山、羽仁もと子、神田重雄など八戸にゆかりのある人に市民が扮装し山車行列と同様にねりあるく。当然、えんぶりや山車も参加、ねぶたも呼ぶかネ。
続